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山花教授がクラウドファンディングの成果について講義しました

文化社会学部アジア学科の山花京子教授(文明研究所)が9月29日と10月13日に、学校法人東海大学望星学塾主催の望星ゼミナール・エジプト文明シリーズ「古代エジプトのトト神信仰-クラウドファンディングによる文化財の調査と修復」で講演。市民ら約20名が受講しました。

9月29日に東京・三鷹の望星学塾で開催された1回目のセミナーでは、2021年に東海大学の「クラウドファンディング型社会発信研究補助計画」に採択されて実施した、ヒヒ神像の科学分析・補修プロジェクトの経過と成果について講義。古代エジプトで4世紀までしか使われていないエジプシャンブルーという人工顔料が使われ、台座や金属部分は古代のものであることが分かった一方、本体部分の木材がファーティマ朝時代(11世紀ころ)のものであるとの分析結果が出ており、謎が深まっている現状や、今回の分析によって明らかとなった制作過程などを解説しました。

10月13日は、東海大学湘南校舎で開催されている企画展「東海大学所蔵古代エジプトのヒヒ神像とクラウドファンディング 受け継がれる祈りの心」の会場で実施。調査結果をもとに精巧に復元されたヒヒ神像のレプリカや修復された現物、東海大学古代エジプト及び中近東コレクション(AENET)所蔵のパピルスや護符などについて、山花教授が解説しながら見学しました。企画展の見学後には、本学の創立者・松前重義博士の生涯と本学の歴史をたどる常設展の視察やAENETの収蔵庫でのバックヤードツアーも実施。バックヤードツアーでは、本コレクション所蔵の資料を使って学生が遺物の扱い方を実践的に学ぶなど、教育にも活用されていることも紹介しました。

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