皆さんこんにちは。今日は辞書の話です。
外国語文献を読むときにお世話になるのが辞書ですね。最初に手に取るのは英和や独和などのように、外国語を日本語に訳すタイプの辞書だと思います。ですが、論文を読んでいると今まで使っていた辞書に単語が載っていない、載っていてもしっくりする訳語がない、あるいは一番後ろの方に出てくる、なんてことが頻発します。つまり高校までの授業や受験対策として覚えた単語の訳では、文献を読むには対応しきれなくなってくるのです。そのようなときは、思い切って英英辞典のような、外国語をその言語自体で説明している辞書を利用することをお勧めします。日本語だって、わからない語句があれば辞書を引きますよね。それと同じです。辞書は元々「意味がわからない語句の説明をする」ものですから、説明文は案外簡単な文章で書かれています。説明文中の省略語(例:sth→something)を覚えてしまえばかえって使いやすいかもしれません。省略記号が何を意味するかはネット上にもありますので、試しに使ってみてはどうでしょうか。言葉の世界が広がりますよ。(小能治子)
Let’s use English-English Dictionary!