7月23日(土)に早稲田大学の近藤二郎名誉教授の退職記念論集贈呈式がありました
新型コロナ感染症が再燃する中、急に参加を取りやめた方々も何人かいましたが、昔からの既知の先生方や教え子たち約40名が集まりました。ご本人のたっての希望で退職記念パーティーはせず、論集の贈呈式となりましたが、かえって和気あいあいの雰囲気で良かったと思います。
近藤先生は日本のエジプト学の発展の重責を担ってきた先生で、ご著書は編著、訳本なども非常に多くあります。
一方で、早稲田大学で教鞭を執られた間、多くの優秀な教え子を育てられました。
写真の壇上にいるのは、これから早稲田の「古代エジプト」を支えていく若手2人です。山崎世理愛博士と竹野内恵太博士で、今年4月から早速教鞭を執っておられます。
近藤先生も若くして早稲田に職を得て後、すぐに学科長だったかの大役を渡され、「好きにやりなさい」と背中を押されたそうです。このお二人の先生方もきっと早稲田に新しい「古代エジプト研究」の風を吹き込んでくれることと思います。
これから2027年のルクソールでの皆既月食観察を楽しみにしています。ルクソールでお会いしましょう!