ラスター彩陶器
| 材質 | 土器・陶器 |
|---|---|
| 地域 | エジプト |
| 文化 | イスラム |
| サイズ | H8.5×W7.2×T3.9(cm) |
| SK番号 | SK042-00-007 |
| 説明 | エジプトのイスラーム陶器を代表する一つであるラスター彩陶器は、鉛を使った白濁釉を施した器に金属を含む顔料で絵付けをして焼き付けたものである。この技法は8世紀後半のエジプトのガラス装飾技法が転用されたといわれる。ラスター彩陶器は、イラク、イランが発祥の地といわれるが、その後、職人と技術がエジプトへ流入したことで、10~12世紀のファーティマ朝時代がエジプトにおけるラスター彩陶器製作の最盛期であった。白抜きで表現されているウサギや魚は生き生きと描かれており、今にも動きそうである。11~12世紀のもの。 |