どーも。

いつも兄がお世話になっています。私は弟のニロティクスです。今は故あって大英博物館に住んでいまして、兄よりも人気者になっています。いや～人気者になるって、なんだかこっぱずかしいですね。海洋堂が私のフィギュアまで作ってくれまして、今では一家に一匹のアイドル的存在ですよ。ははっ（笑）。

大英博物館所蔵　コアガラス壺　複製　海洋堂

いや～私ね、昔は水の中に住んでいたころは↓の写真みたいな奴だったんですけどね。18王朝時代にすんげ～腕のいいガラス職人がいまして、私を釣り上げてボディを観察しまくってガラスのボトルを作ったんですよ。

スズキです

腕のいい職人のおかげで、見てくださいよ。背びれの形や口の上がり具合、それから目のぐるぐるまでびっくりするくらい似ていると思いませんか。ガラスの細いロッドを熱いうちに芯に巻き付けて作る「コア技法」っていう作り方らしいんですけどね。それはそれはすごい腕前です。

男前はもともとなんですが、その男前の部分まできっちりとガラス細工で写してくれましたよ。

お陰で今でも大英博物館では閉館後真っ暗な中をスイスイ泳いで『ナイトミュージアム』ごっこしているんですよ。夜の博物館は面白いですよ～。この間なんて、アッシリアのレリーフに彫られている魚に挨拶しに行っていたら、その上にいる兵士に銛で刺されそうになりましたね。

また機会があったらこのサイトにもおしゃべりに来ますね。

ではでは

ごきげんよう。