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大学院での研究生活について 1

はじめまして。AENETへようこそ。2021年度に博士課程前期を修了した小能です。

 こちらのページでは、大学院での研究生活について少しだけ紹介していきます。

 大学院はいくつかの役目を担っていますが、その一つに研究者を育てることがあります。そのためには、院生が「自らの視点や考え方」を持つようになることが重要です。

 大学の学部生までは先生が教えてくれたことを覚え、理解し、深めて結論を導き出すことが「学び」の中心ですよね。大学院では、「研究者」として学び始めた者として、更に「この研究によって、社会にどのような貢献ができるのか」を問われます。そして自ら立てた「問い」に答えを与えるために、ひたすら資料やデータを集め、実験し、先行研究を検討する作業が続きます。もしかすると「自分の視点や考え方」を自らの手で捉えることが、実は一番難しいことかもしれません。大学院ではもちろん講義もありますが、生活の中心となるのは自分の研究です。先生はその道の先達として様々な選択肢を提示し、助言を与えてくれます。それを羅針盤にしてさらに調査研究を深めていきます。

              次回は「探る」ときに必須の図書館についてお話ししましょう。

今日はこの辺で。さようなら。

小能治子

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